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ビンテージ、プラス・アルファ。
何ともユニークな外観と、代えの効かない本格サウンドでアナログ・モデリング・シンセサイザーのスタンダード・モデルとなったmicroKORG。その太く力強いサウンドを引き継ぎつつ、エレピやCX-3のオルガンなど、キーボードとしての機能を充実させたmicroKORG XLが2008年に登場しました。microKORG XL+は、microKORG XLのサウンドやデザインをブラッシュ・アップ。ユーザーがこのコンパクトなキーボードに期待する理想を追求し、更なる進化を遂げました。
•SGのピアノ、M1やVOXのオルガンなど、ビンテージ・サウンドが一層充実。
•時代のニーズにマッチしたプログラム・ジャンル・セレクター。
•新しいのに懐かしい、ブラック・パネルのニュー・ビンテージ・デザイン。
•コルグのアナログ・モデリング技術の結晶、MMTを搭載。
•グースネック・マイクロフォンを付属し、ボコーダー機能をフィーチャー。
•コルグが誇る強烈なエフェクト・エンジンを採用。
•弾きやすさを重視したコルグ独自のナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードを装備。
•持ち運びに便利な電池駆動に対応。
•「microKORG XL+ Sound Editor」、さらにmicroKORGなどのプリセット・プログラムを無償でダウンロード可能。
SGのピアノ、M1やVOXのオルガンなど、ビンテージ・サウンドが一層充実。
microKORG XL+は、新たにバンドの中で"立つ"サウンドで定評あるコルグの名機SG-PRO Xのピアノ、硬い音が特長のグランド・タイプのエレピ、M1やVOXのオルガン、テープを使ったビンテージなストリングスなどを搭載し、キーボードの歴史を遡る豪華サウンドをコンパクトなボディに凝縮。
本当に使える音だけを並べた128のプログラムには、これ1台をメイン、あるいはサブ・キーボードとして使うのに充分なクオリティとバリエーションを与えました。
時代のニーズにマッチしたプログラム・ジャンル・セレクター。
microKORG XLは2つの大きなダイヤルで「音楽ジャンル」と「楽器カテゴリー」を組み合わせてプログラムを選ぶ、サウンド・セレクターを採用していました。
microKORG XL+ではこの「音楽ジャンル」を、流れの速い現代の音楽シーンに合わせて再セレクト。思い浮かべるイメージに合致するプログラムを更に直感的に選ぶことができるようになりました。
また片方のダイヤルを固定したまま、もう片方を選ぶことにより、曲中でのプログラム・チェンジ(音楽ジャンル固定)や、ボコーダーのバリエーション違いを選ぶ(楽器カテゴリー固定)など、用途に応じた使用にも大変便利です。
新しいのに懐かしい、ブラック・パネルのニュー・ビンテージ・デザイン。
microKORG XL+は、ビンテージのエレクトリック・ピアノの名機をイメージさせるスタイルを持ち、スタイリッシュなブラックのパネルをまとったレトロ&フューチャー・デザイン。金属製のレバー、カチッと音を立てて動くダイヤル、しっかりとした操作感のノブなど、クラスを超えた高級パーツは、シンセサイザーをエディットする楽しさを一層高めます。
コルグのアナログ・モデリング技術の結晶、MMTを搭載。
microKORG XL+の音源部には、コルグのアナログ・モデリング・テクノロジーの集大成、MMT(Multiple Modeling Technology)を搭載。これまで多くの製品に搭載してきた音源システムMMTによる、強力な音圧を生み出す2つのオシレーターを装備しています。
オシレーター1(OSC1)では、アナログ・シンセサイザーの代表的な波形の他にも、人間の声のようなフォルマント波形、ビンテージ・キーボードやストリングス等を追加したPCM/DWGSなど、7タイプのオシレータ・アルゴリズムを搭載。また、一般的なPCMシンセサイザーでは再現不可能な音色を実現するクロス・モジュレーション、ユニゾン、VPM(バリアブル・フェイズ・モジュレーション)をかけることができます。
さらにオシレーター2(OSC2)とのモジュレーション(シンク、リング)を駆使することにより、複雑で強力な音作りを簡単に行うことができます。
グースネック・マイクロフォンを付属し、ボコーダー機能をフィーチャー。
microKORG XL+は、マイクを接続し、入力する音声でオシレーターの音を特徴付け、まるでしゃべっているような効果を生む強力なボコーダーとして機能します。
16バンドのフィルターで構成され、往年のボコーダー・サウンドをシミュレートするだけでなく、フィルターの周波数をシフト(フォルマント・シフト機能)させたり、各帯域ごとにレベルやパンを調節することでサウンド・キャラクターを大幅に変化させることが可能です。これにより、たとえばテクノ・ポップの定番ボコーダー・サウンドのような魅力的なサウンドも簡単に加えることができます。
グースネック・マイクロフォンを付属しているので、これらの優れたボコーダー機能をすぐに使用することができます。
コルグが誇る強烈なエフェクト・エンジンを採用。
2系統のマスター・エフェクトは、コルグがKAOSS PADシリーズで磨き上げてきたエフェクト・エンジンにより、ディレイやコーラスはもちろん、リング・モジュレーターやグレイン・シフターなどの強烈なサウンド・エフェクトを17種搭載しています。さらに、ディレイ・エフェクトなどはMIDIクロックと同期することも可能、ライブ・パフォーマンスなど様々な場面で活用できます。
小さなサイズでも弾きやすい、新鍵盤「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を搭載。
さらに弾きやすくなり、格段に表現力が上がった新鍵盤、ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードを採用。黒鍵と白鍵の比率を調整したことで和音が押さえやすくなり、速いフレーズの演奏もしやすいようタッチを追求しました。上質感のある箱型鍵盤はグリッサンドがしやすくなっています。
持ち運びに便利な電池駆動に対応。
microKORG XL+は、付属のACアダプターに加えて、単三アルカリ乾電池6本でも動作。長さ55.6cm、重さ2kg(本体のみ。電池、マイク除く)と持ち運びにも便利なサイズで、パフォーマンスの可能性が広がります。
「microKORG XL+ Sound Editor」、さらにmicroKORGなどのプリセット・プログラムを無償でダウンロード可能。
microKORG XL+とコンピュータをUSBケーブルで接続し、サウンド・エディター・ソフトウェアを使用することによって、コンピュータ上ですべてのパラメータをエディットすることができます。またこのソフトウェアには、(1)KORG UK制作、(2)KORG USA制作、(3)microKORG、(4)MS2000、(5)MS2000Bのプリセット・プログラム・データの入った合計5つのボーナス・バンク、計640音色も付属しており、本体に読み込んで使用することができます。microKORG XL+ Sound Editorは無償ダウンロード可能です。
Specifications
■鍵盤:37鍵(ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード、ベロシティ対応)
■音源システム:MMT(Multiple Modeling Technology)
■最大発音数:8ボイス(Vocoder 選択時は最大4ボイス)
■ティンバー数:最大2(レイヤー、スプリット、マルチ時)
■プログラム:128プログラム (A/Bバンク × 8ジャンル × 8カテゴリー)
■シンセサイザー:2オシレーター + ノイズ・ジェネレーター
■ボコーダー:
16バンド・ボコーダー
各バンド・レベル/パン可変
フォルマント・シフト機能
フォルマント・ホールド機能
■電源:DC9V、乾電池(単3電池6本)
■電池寿命:約4時間
■外形寸法:556 mm (W)x231 mm (D)x73 mm (H)
■質量:2kg(本体のみ、電池および付属マイクロフォンを除く)
■付属品:ACアダプター、マイク