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素材から技術へ
かつてない精度と技術で創り上げられた精密導体 “102 SSC”。電源ケーブル “TUNAMI V2” の登場です。
TUNAMI GPX V2 1.8m の詳細
5.5スケアもの極太導体によるハイパワー伝送と、厳重な3レイヤーシールディングによって、電源ケーブルの世界に新たな境地を切り開いた初代“TUNAMI”。そのアグレッシブなサウンドとパフォーマンスの高さは、電源ケーブル史上に燦然と輝く金字塔とも言える存在でした。ところが2013年、PCOCC-A導体の供給終了に伴い、図らずも初代“TUNAMI”は生産完了の憂き目に遭います。しかし2014年、その命脈は精密導体“102SSC”によって“TUNAMI V2”に受け継がれます。吟味されつくした初代モデルのコンセプトを継承すべく、“TUNAMI V2”の構造は初代モデルをそのまま継承。精密導体“102SSC”によって徹底的に磨き上げられ、新たなテイストを纏ったオヤイデの自信作をぜひご堪能下さい。
精密導体 “102 SSC”とは
● 高度な製造管理を行った結果、導電率は 102.3 %IACS( 伸銅終了時)
● 不純物の混入を極力避けるために、JIS C1011 に準拠した銅の中でもリサイクル銅を一切含まないバージン銅のみを使用
● 素線の表面平滑性を高めるため、天然ダイヤモンドダイスを採用
● ピーリング加工を施すことで伸銅に付着した不純物を 100%除去
● 2度にわたるアニーリング加工で、素線の機械的な応力歪を排除
● 標準誤差許容値 ±8μm をはるかに凌ぐ ±1μm という加工精度の下、作り上げられた素線
● 製造管理数値、メンテナンス、出荷日数など徹底した製品管理
精密導体 “102 SSC”のピーリング加工とは
通常は洗浄によって表面に浮き出た不純物の除去が行われますが、”102 SSC” はμ単位で表面を削る、機械ピーリングによって表面に浮き出た不純物を 100%除去します。 このピーリング加工を電気用銅線に用いる事は世界でも類がなく、日本が誇る加工技術がここにも冴えます。
TUNAMI GPX V2の特徴
● 基本構造は初代“TUNAMI”を継承しつつ、精密導体“102SSC”を採用した新生電源ケーブル “TUNAMI V2”。
● 余裕の導体断面積5.5SQによって、耐電圧600V最大30アンペアというハイパワー伝送と、アグレッシブなレスポンスを提供。
● 通常の1.15倍のテンションで撚られたショートピッチストランドワイヤーによって、導体内のランダムな隙間を排除し、線間歪による音質劣化を抑制。
● 絶縁材には、PVCに比して誘電率が1/4という極めて低い値を示す高分子ポリオレフィンを使用。
● 電磁波吸収体/カーボン層/銅箔による3レイヤーシールディングでノイズをシャットアウト。
● シース刻印に“TUNAMI V2 ”“102SSC”をマーキングし、V2モデルを明示。
● TUNAMI GPX V2の電源プラグ&IECコネクターには、イタリアンレッドカラーのP/C-046 SPECIAL EDITION(リン青銅バフ仕上げ+金/パラジウムメッキ)を装着。
製品仕様
ケーブル:TUNAMI V2(1.8m)
電源プラグ&IECコネクター:P/C-046 SPECIAL EDITION(イタリアンレッド)
電極材質&メッキ:リン青銅バフ仕上げ+金/パラジウムメッキ
定格:125V/15A PSE認証品